小学校の先生になるためには、小学校教諭免許が必要です。こちらのページでは、小学校教諭免許や小学校の先生を目指せる大学はどのぐらいの学費がかかるのか、小学校教諭に向いているのはどんな人かなどについて解説します。
小学校教諭になるためには、必ず免許を取得しなくてはなりません。こちらのページでは、この免許の種類とそれぞれについて解説していきます。
小学校教諭一種免許は、初等教育教員養成課程を持つ4年制の大学で所定の単位を取得し、卒業することで取得ができる免許です。小学校教諭になりたいと考える方の多くが、小学校教諭一種免許を取得しているため、小学校教諭一種免許の取得が一番ポピュラーな免許と言えるでしょう。
小学校教諭二種免許状は、初等教育教員養成課程を持たない4年制の大学や、短期大学などに入学し、免許の取得に必要な科目の単位を取得することで取得する事ができる免許です。
小学校教諭二種免許でも小学校教諭になることはできますが、小学校教諭になった後も、小学校教諭一種免許を取得するための努力義務が課されるというところが大きなポイントとなります。
小学校教諭専修免許は、小学校教諭一種免許を基礎として、かつ専修免許が取得できる大学院の博士課程を修了し、さらに所定の科目の単位を取得することで取得できる免許です。
大学院へ進む前に小学校教諭一種免許を取得している場合は、大学院で必要な単位数が軽減されるメリットがあります。
愛知県で小学校教諭が目指せる大学や短期大学は20校ほどあります。その多くの大学での学費は、入学金を含む初年度納入金で130万円~140万円程。
各大学で学費の負担が軽減できるような奨学金制度なども設けられているので、確認してみると良いでしょう。
小学校教諭は、「子供好きな人が向いている」と言われがちですが、「学校での親」として子供の発達について深く理解することや、各教科の専門性を高めて質の高い授業をすることも重要です。
「教育のプロ」としてしっかり自覚し、教えることだけでなく自ら学ぶことに対する熱意を持ち続けられる人が向いていると言えるでしょう。
小学校教諭になるためには、長い目で見ると小学校教諭一種免許を取得しておくことが重要です。そのため、小学校教諭一種免許が取得できる大学を選ぶ必要があります。
大学によって学費などの違いはありますが、より教育に力を入れていて、学びやすい大学を選ぶと良いでしょう。
※選定基準:
愛知県で保育士資格、幼稚園教諭・小学校教諭免許のいずれかの取得を目指せる大学のうち、保育士資格・幼稚園教諭・小学校教諭の同時取得も可能な大学の中から、以下の基準に沿ってピックアップしています。(2022年3月調査時点)
・名古屋芸術大学…資格取得+αの力をつけられるコースの数が最も多い大学(7コース)
・桜花学園大学…最新の実績で、公立園および公立小学校(特別支援含む)の就職人数を明示していて最も多い大学(2020年度 計64名)
・椙山女学園大学…SSK(名古屋の女子大御三家)のうち、偏差値が最も高い大学(教育学部保育・初等教育専修の偏差値…50.0~52.5※)
※参照元:スタディサプリ(https://shingakunet.com/gakko/SC000150/nanido/)