目が悪いと、視力矯正のためにメガネやコンタクトが必要です。保育士として仕事をする際、メガネとコンタクトのどちらも使うべきかを考えてみましょう。ここでは眼鏡のメリット・デメリットとコンタクトのメリット・デメリットを紹介します。
メガネを普段から使用している場合、やはり使い慣れている分違和感なく保育に集中できるでしょう。また子どもにとって「メガネ」をかけている保育士さんというイメージがつきやすく、子どもに覚えてもらいやすいというメリットもあるでしょう。
常に視力矯正をする必要がないという人は、業務ごとにメガネをつけるか外すかを決めることもでき、つけ外しも容易です。
メガネは、プールのときは外さなくてはいけません。軽い水遊びぐらいであればいいですが、プールにもぐる場合は基本的に外します。
メガネがなくてもある程度見える…という人はいいのですが、メガネがないと何もできないという状態の人がプール内でメガネを外してしまうと、子どもたちの危険にすぐ気づくことができません。
また、メガネによって子どもの手や顔に怪我を負わせてしまう可能性もあるため、気を付けるようにしましょう。メガネのレンズは割れ方によって子どもに大きな怪我を負わせる恐れもあります。
子どもとの接触によってメガネが破損する場合もあり、そうなると買い直し、作り直し、となってしまいます。
コンタクトは朝装着したら、基本的には1日中つけっぱなしです。朝つけてしまえば、1日中つけ忘れることはありません。メガネのように子どもに怪我をさせる心配や破損の不安もないでしょう。子どもたちの活動についていこうと思ったとき、メガネは落としてしまうリスクもありますが、コンタクトなら裸眼のようにふるまえるのは大きなメリットです。
活発に動くとき、砂場で遊ぶときでも保育士として子どもを見守ることに集中できます。
コンタクトを使う場合、目に入りやすい異物には気を付けなくてはなりません。水や砂が入ると一度外さなくてはならず、痛みも伴います。特に砂は、小さな一粒が入っただけでも激痛が走り、目を開けていられないほどになるのです。プールに関しては、水が目の中に入ると視界が大きくぼやけ、最悪の場合は水の中で外れてしまいます。
また目の調子が悪いときは乾燥して視界が悪くなる、という問題もあるでしょう。外れにくいとはいえ、一度外れて落としてしまうとなかなか見つからない点もデメリットです。
メガネもコンタクトも、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらが良い・悪いというわけではなく、何よりも大切なのは自分が使いやすいかどうか、です。自分が使い慣れているほうを選択し、デメリットには注意して使用しましょう。
とはいえ、いつ何が起こるかはわかりません。特に子どもが相手となると、予期せぬトラブルが起こり得ます。メガネもコンタクトも、もしもの時用に替えを用意しておくことをおすすめします。
※選定基準:
愛知県で保育士資格、幼稚園教諭・小学校教諭免許のいずれかの取得を目指せる大学のうち、保育士資格・幼稚園教諭・小学校教諭の同時取得も可能な大学の中から、以下の基準に沿ってピックアップしています。(2022年3月調査時点)
・名古屋芸術大学…資格取得+αの力をつけられるコースの数が最も多い大学(7コース)
・桜花学園大学…最新の実績で、公立園および公立小学校(特別支援含む)の就職人数を明示していて最も多い大学(2020年度 計64名)
・椙山女学園大学…SSK(名古屋の女子大御三家)のうち、偏差値が最も高い大学(教育学部保育・初等教育専修の偏差値…50.0~52.5※)
※参照元:スタディサプリ(https://shingakunet.com/gakko/SC000150/nanido/)