このページでは、小学校教諭の仕事において、やりがいや魅力を感じるポイントを紹介しています。「小学校教諭になって多くの子供たちと有意義な時間を過ごしたい」と思っている人は、ぜひチェックしてみてください。
小学校は国語や算数などの学力を養うだけでなく、子どもたちが人とかかわりながら生きていくのに欠かせない力を育てる場でもあります。人間形成において重要だとされる6歳~12歳の時期に学んだことが子どもたちの土台となり、それぞれの人生に大きな影響を与えるといっても過言ではありません。
そのため、子どもたちの人間形成の一端を担う仕事だと捉えると、非常にやりがいを感じられるでしょう。
「自分の教えたかったことを子どもたちに理解してもらえた」など、子どもの成長を実感した時にやりがいを感じる小学校教諭は多いです。特に、苦手科目を克服できた時などは、身をもってその子の努力を実感できるでしょう。
また、学習面だけでなく生活面での成長を間近で見られるのも、小学校教諭の魅力です。小学生の時期は心の成長スピードもめざましく、大人に近付いていく子どもたちの姿を側で見守ることができます。
小学生の子どもたちは、元気いっぱいで活力に満ち溢れています。授業の内容を理解しようと一生懸命に取り組んでいる姿はもちろん、休み時間に笑顔で遊んでいる姿は非常に可愛らしく、見ているだけで「この子たちのために頑張ろう」という気持ちにさせてくれること間違いありません。
時に「手に余るほど元気が良くて、どうしたら良いかわからない…」と感じる時もあるかもしれませんが、それ以上に楽しい瞬間や元気さに心が洗われる瞬間があるのです。
小学校教諭のほとんどが自分のクラスを持ち、学級担任としてクラスの運営を行っています。もちろん、簡単な仕事ではありませんが、「どんな授業をしたら子どもたちが興味を持ってくれるか」「授業のスケジュールは遅れていないか」など、責任の伴う仕事は同時にやりがいも感じられるでしょう。
また、クラスの子ども1人1人としっかりとかかわることで、かけがえのない時間を過ごせます。
公立小学校の教諭は地方公務員に位置しており、都道府県ごとに給与に差は生じるものの、平均年収は700万円となっているため、民間企業よりもかなり高めだといえるでしょう。ボーナスも確実に支給されるうえ、福利厚生や退職金、扶養手当・住居手当・管理職手当・通勤手当といった制度もしっかりしており、安心して働き続けることができます。
やりがい・魅力のある仕事は、その分大変さや苦労を感じる場面も多いものです。特に小学校教諭は、心と身体の発達が未熟な子どもたちの成長を見届ける仕事のため、思い通りにいかないことも多いでしょう。しかし、「できなかったことができるようになった」「たくさんの笑顔に囲まれながら一緒に成長できる」など、他の仕事と比較してやりがいを感じる機会も多いのは確かです。
※選定基準:
愛知県で保育士資格、幼稚園教諭・小学校教諭免許のいずれかの取得を目指せる大学のうち、保育士資格・幼稚園教諭・小学校教諭の同時取得も可能な大学の中から、以下の基準に沿ってピックアップしています。(2022年3月調査時点)
・名古屋芸術大学…資格取得+αの力をつけられるコースの数が最も多い大学(7コース)
・桜花学園大学…最新の実績で、公立園および公立小学校(特別支援含む)の就職人数を明示していて最も多い大学(2020年度 計64名)
・椙山女学園大学…SSK(名古屋の女子大御三家)のうち、偏差値が最も高い大学(教育学部保育・初等教育専修の偏差値…50.0~52.5※)
※参照元:スタディサプリ(https://shingakunet.com/gakko/SC000150/nanido/)