保育士は働く際の服装に決まりはありませんが、子どもを預かるのにふさわしい身なりを求められます。アクセサリーに関しても、原則禁止としている保育園がほとんどです。ここでは保育士のアクセサリー事情と着けてはいけない理由を紹介します。
保育士として働きながらもおしゃれに手を抜きたくない、という人も少なからずいるはずです。そこで気になるのが、普段から身につけているアクセサリーを付けられるかどうか、でしょう。保育園によっても異なりますが、ほとんどの保育園で保育士のアクセサリーは、原則禁止とされています。
保育士がアクセサリー類を付けてはいけない理由は、以下の通りです。
保育士は常に子どもとの距離が近く、抱っこをすることも多いです。アクセサリーの多くは硬い素材でできており、装飾やとがった部分があるものは、子どもに触れた拍子に傷つけてしまう恐れがあります。子どもの肌は大人よりも弱く、ちょっと触れただけでもケガにつながる危険性があるでしょう。指輪やネックレス、ピアスなどアクセサリー全般が危険です。
小さな子どもたちは、キラキラと光るものが好きです。金属や宝石のキラキラしたものが落ちていた場合、拾って口に運んでしまう可能性もあります。万が一誤飲してしまうと、命に関わる恐れもあります。特にピアスのキャッチは危険です。落としやすく、拾った子どもが不思議に思いながら口に入れてしまう…というケースもあるため、誤飲を予防するためにアクセサリーは禁止されています。
他にも指輪やネックレスのトップなども落ちて子どもが誤飲する可能性があるため、注意しなくてはなりません。
保護者は保育士のことを、アクセサリーを付けているかどうかだけで判断するわけではありません。しかし、やはり目立つアクセサリーを付けて働いている保育士を見ると、保護者としては何となく不安な気持ちになるものです。上記で紹介したように、子どもたちを傷つけそう、子どもたちが誤飲しそうなアクセサリーを付けているとなおさらです。保育士としての自覚があるのか、そして保育士として子どものことを考えてくれているのか、と心配になってしまいます。
保育士にとって、保護者からの信頼してもらうことはスムーズに保育を行うために重要なポイントです。信頼を失うことのないように、アクセサリー類は控えましょう。
保育士として勤務中は着用を控えた方が良いのですが、休日は特に制限はありません。業務中ではないため、自分の好きなアクセサリーを好きなだけ身に付けて楽しんでみてください。仕事の時はしっかり外す、その代わり休日はとことんアクセサリーを楽しむ、とメリハリを付けるようにしましょう。
仕事のせいでおしゃれを楽しめない…という気持ちではなく、休みの日はとことんアクセサリーが楽しめる!という前向きな気持ちで考えてみると、保育士として働くことのモチベーションアップにもつながります。
※選定基準:
愛知県で保育士資格、幼稚園教諭・小学校教諭免許のいずれかの取得を目指せる大学のうち、保育士資格・幼稚園教諭・小学校教諭の同時取得も可能な大学の中から、以下の基準に沿ってピックアップしています。(2022年3月調査時点)
・名古屋芸術大学…資格取得+αの力をつけられるコースの数が最も多い大学(7コース)
・桜花学園大学…最新の実績で、公立園および公立小学校(特別支援含む)の就職人数を明示していて最も多い大学(2020年度 計64名)
・椙山女学園大学…SSK(名古屋の女子大御三家)のうち、偏差値が最も高い大学(教育学部保育・初等教育専修の偏差値…50.0~52.5※)
※参照元:スタディサプリ(https://shingakunet.com/gakko/SC000150/nanido/)